バイト黙示録ドミノ 青春18きっぷ編 前章
どうも、コウジ改め、ドミノです!(なんか、最近社員の方々や、インターン生の先輩方から謎にドミノというあだ名をもらいまして…)
でことで、今回、連載第二弾ということで!先月行った、青春18きっぷでの福岡帰省について書こうと思います!!
基本的に、人がしないような手段で移動することが僕の基本理念なので、今回はコロナ事情も鑑み、ヒッチハイクは無理だと考え、青春18きっぷで帰省することを考えました!
今回は二部作のうちの前編、大阪までのイドウを書いていきたいと思います。
旅の始まり

3月も終わり頃、朝5時、空が白くなり始めた頃、一人のバックパッカーは駅へと向かって原付きのアクセルを回していた…なんてことはなく、ガッツリ寝坊して渋滞に巻き込まれながら、出発地の荒川沖駅に昼の11時に到着してました笑
券売機へと向かい、12000円を支払って青春18きっぷを購入!(18歳以外でも使えるのになぜこの名称なのかは謎)
そうして、これから始まる旅に期待しながらホームへと足を運びました。
苦行のはじまり
るんるん気分で常磐線に乗車、最初の目的地、新橋へと向かいます。
人間観察と車窓から見える都会と田舎がミックスされてような景色を眺めながら電車に揺られ、約1時間15分、電車は新橋へと到着しました。
ここでカメラをパシャリッ、おしゃれ大学生(??)なのでストーリーをあげます。
僕はこの時、60キロもの距離をたったの1時間少々で移動したことで、この旅、実は余裕なのではないかという慢心が生まれていました。。。
そうして、東京を堪能する間もなく、次なる目的地、静岡県の三島を目指すべく、東海道本線に乗り込みました。
横浜を通り、Vaundyの「踊り子」を聞きながら熱海を通過し、約二時間、ちょっとお尻痛いなあと思いつつ、気がつくと三島についていました。
楽だったのはここまででした…この先の地獄が待っているとは考えもせず、僕は浜松を目指し、再び電車に飛び乗りました。
苦行ゾーンその1

浜松!GYOZA!イエイ!イエイ!そんなテンションで僕は乗換案内を開きました。てっきり、のんびり下車して浜松餃子を堪能できると思っていたのです。
そんな僕をあざ笑うがごとくスマホの画面には、乗り換え時間10分の文字、僕は泣く泣くGYOZAなるものを諦めたのでした。
しかし、まあ、静岡が長い、ひたすら長い、距離的にも長いくせに更に駅も多い。
高校生のカップル・ω・がいちゃつくのを眺めながらひたすら虚無を過ごすのでした。
日も落ちそうになり始めた頃、一度も観光することなく浜松に着弾。貴重な10分の乗り換え時間を使って、トイレを済ませ、美味しそうな文字列を尻目にランチパックを購入、大垣を目指し再び電車へと誘われました。
途中の大都会、名古屋では夜景を眺めつつ、ひたすら孤独と戦っていました。
思えば、つくばを出てから約10時間、一言も喋らずにここまで来ていました。
基
本的に人としゃべるのが好きな僕にとっては、スマホをひたすらポチポチするのはもう飽きてしまっていました。
さらに、ネトフリを見て、時間を潰そうにも、滋賀の山地に入るととたんに電波が弱くなり、見れない始末…
大阪までのグーグルマップを見ながら今か今かと待ちくたびれていました。
一日目の終わり
滋賀の米原に到着すると、大阪まで直通の電車が僕を待ち構えていました。
地獄に女神が現れたかと見紛うほど、光り輝いて見えました。
関西圏を走る電車に新快速という電車があります。
この電車、基本的に大きな駅にしか止まらないのでとんでもなく早いんです。
距離的に滋賀から大阪はかなり遠く見えるのですが、この新快速を使うとなんと1時間ほどで大阪についてしまうのです!!
電車はビュンビュン駅をすっ飛ばし、あっという間に京都についていました!
やっと一日目が終わる…そんな思いで大阪のアナウンスが鳴るのを今か今かと心待ちにしていました…
そしてついに…!!

夜の10時30分に大阪に到着しました!!!!!!!
こうして、僕の一日目は、約12時間の移動で溶けました…
その日の夜はおしりの痛さに悶えながら、泥のように眠り、明日も続くこの苦行へと準備をするのでした…
後編へと続く…