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スタッフブログ

最近見た映画の話。と、ちょっと広告の話。

更新日 : 2021.08.23

こんにちは!アルバイトスタッフのゆりです!
今回は、映画好きな私が最近見た映画について解説しちゃおうというブログになります。

C3Lab.と全然関係ないじゃん!お前の趣味じゃん!と思ったそこのあなた!
ちょっとだけ関係あるんです。

映画の話はもちろんですが、広告代理店のスタッフらしく、その広告や宣伝について疑問に思ったこと・私が考えたことを書いていこうと思います。
さて、気になる「最近見た映画」ですが、オードリー・ヘプバーン主演の『パリの恋人』(1957年)です。

『パリの恋人(Funny Face)』(1957年/アメリカ)

イメージ

こちらの映画ですが、『雨に唄えば』(1952年)などを手がけたことで知られるスタンリー・ドーネン監督の作品です。
『雨に唄えば』同様、『パリの恋人』もロマンチックなミュージカル映画となっています。

あらすじとしては、小さな本屋で働くジョー(オードリー・ヘップバーン)は、共感主義に没頭していました。ある日、彼女はひょんな事からファッション雑誌のモデルとしてパリに行くことを依頼されます。ジョーにとってはパリは哲学の聖地であるため、行けることを喜びました。しかし、モデルの仕事は初めてだったため少々不安。 それでも、ジョーはパリで共感主義の元祖フロストル教授に会えるという期待を胸に、雑誌の編集長マギー、カメラマンのディックと共にジョーはパリへ飛び立ちます・・・。

ここまでならネタバレじゃないはず!(笑)

そしてもう既にお気づきかと思いますが、パリの恋人はどこに出てくるの?って話ですよね。
さらに、タイトルのFunny Faceって何!?!?

原題と邦題が違う??

ここからはネタバレしない程度に話を進めます。

パリに行った先で、というか伏線の回収的な感じである人物と恋に落ちるのですが、その人物こそが彼女を"Funny Face"という愛称で呼ぶのです。
「君はとってもFunny Faceだけど美しい」「君はとってもFunny Faceだけど愛してる」みたいな感じで・・・
まあニュアンスとしては、個性的な顔、可愛らしい顔といった具合でしょうか。
(でも正直、オードリー・ヘプバーンがFunny Face;面白い顔だったら、我々一般ピーポーの顔なんて大爆笑ですよね)

その”Funny Face”がそのまま原題となっているわけです。
しかし、どうしてそれを題名にしてしまうほどこだわるのでしょうか?

実は、ベースになった台本があるらしいのです。それは脚本家のレナード・ガーシュが1951年、ブロードウェイのために書いた『結婚の日』という台本です。ガーシュが親しい友人になった写真家リチャード・アヴェドンの半生をもとに書いたもので、最初は別の音楽が付いていました。それを繋がりのあったスタンリー・ドーネンが監督し、制作することに。

ガーシュがドーネンにシナリオを読んでいると、暗室の場面で「これじゃモデルなんかになれない。変な顔(Funny Face)」という部分で2人はある音楽がピッタリだと考えます。それが、ガーシュウィンです。1927年にフレッド・アステアが出演した舞台『ファニー・フェイス』のためのジョージ・ガーシュウィンとアイラ・ガーシュウィンのスコアから歌を探したところ、「我々が設定した新しい場面に合うように初めからできていたのではないかと思えるほど」だったといいます。
そして題名を『Funny Face』と変え、音楽も変えて制作したそうです。


ではなぜ邦題は『パリの恋人』なのでしょう?
こちらは調べても出てこないので、あくまでも私の想像です。

やはり、日本人にも馴染みのあるオードリー・ヘプバーンが主演ともなれば、日本での興行収入も期待できます。
その中で、原題の”Funny Face”を使うわけにも、直訳の「面白い顔」にするわけにもいかなかったと考えられます。

これまでの彼女の主演作品は、『ローマの休日』(1953年)や『麗しのサブリナ』(1954年)などラブロマンスが多いのです。
(しかも日本で大ヒットしてます!!!!ぜひ見てほしい!!!!)
そのラブストーリーの中での彼女の美しさや女性性、可愛らしさや愛嬌が日本でウケていたとなれば、確かにラブロマンス系を思わせる題名の方が多くの人が映画館に足を運ぶ気がします。結論、日本でヒットを狙うためといったところです。つまんなくてすみません(笑)

でも、やっぱり1950年代ってマリリン・モンロー主演の映画がヒットしたり、初のディズニープリンセス映画が公開されたりと、案外いかにもって感じのラブロマンス映画が流行っていたのでは??ラブロマンスブーム!!知らんけど!!

ポスターも違う??

イメージ

ここで私がいつも比較してしまうもの、そしてちょっとだけ広告代理店に関連したお話をします。

私がいつも見てしまうもの、それはポスターです。
上の写真でもわかる通り、全然違います(笑) 左がアメリカ版で右が日本版です。

基本的に日本の映画のポスターってダサいと言われがち・・・
でもこれは割と可愛いかも!そうなんです、”可愛い”んです。
では、その違いを3点説明していきます。

1.色使い
日本:薄ピンク中心で可愛らしいパステルカラー
アメリカ:ビビッドピンクの背景に黒というポップな感じ
→この色使いだけでも相当感じ方が変わるのではないでしょうか?
 これで題名がそれぞれ『パリの恋人』と”Funny Face”なので、印象操作としてはぴったりですね。ラブロマンスとラブコメディといった具合でしょうか?日本版のポスターの色彩だと、ミュージカルだとしても、激しいものではなく『シェルブールの雨傘』(1964年)みたいなおしゃれなものを想像するかと思います。

2.背景・全身のオードリー・ヘプバーンの表情
日本:妖艶さを含む表情で、いかにも女って感じの色気、全身の彼女の姿はない
アメリカ:背景では遠くを見つめ、全身の方ははっきりとした黒で目立つ
→この表情の違いでも、彼女を観客にどう見せようかということが伝わってきますよね。日本版では、明らかに女というものを売りにしている感じ、ありますよね。こんな表情のオードリー・ヘプバーンに見つめられたら男女問わずイチコロです。踊っている方は、実は2人ともオードリー・ヘプバーンではなく、カメラマンと編集長です。ここだけには、コミカルさが申し訳程度というか、入れてやった感で入ってます。
 そして、実はアメリカ版の背景の顔は、Funny Faceと言われた時の表情です。さらに、踊っている彼女も、あるカフェでストレス発散のように激しく踊っている時の切り抜きなんです!!(多分!!) 正直、アメリカ版のポスターを見て、このシーンが見せたかったんだ!こんな印象にしたかったのね!と考えさせられました(笑) この切り抜きは恋愛要素があるようで、ちょっとシュールなシーンだったので・・・

3.パリの様子
日本:下1/4はもはやパリ
アメリカ:パリ要素ほぼなし
→凱旋門しか映っていないアメリカ版に対して、パリ要素をうまく組み込んでいるのが日本版ですよね。
 邦題に入っているから当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、それだけ西洋文化、特にパリへの憧れが強かったのが日本なのではないでしょうか?きっと『ローマの休日』に続き、「パリ」という都市名を入れたかったのでしょう。(本当は日本史も調べて、パリがどんな影響を与えていたのか、大衆文化にどれほど流通していたのか気になる!)


といった感じです。まあ、私個人の意見ですし、解釈は自由!必ずしも私の意見が正しいとは思いません。
ぜひこういうことを皆さんとお話ししたいなぁと思っています。
映画好きな皆さんカモン!!!! 

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